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目の奥が痛い・目が痛い

目(表面)が痛い原因

目(表面)が痛い原因

ゴミが入った

目にゴミやホコリが入ると、ゴロゴロした異物感や痛みを感じることが頻繁にあります。
目をこすったり、無理に異物を除去しようとすると、眼球を傷つける恐れがあります。
また、眼球を動かすことによっても同様に眼球を傷つける可能性があります。
水で洗い流しても異物感や痛みが残る場合には、異物が残存しているか、角膜やまぶたが損傷している可能性も考えられますので、受診をおすすめします。
特に春先には、黄砂が目に入ることによるかゆみや痛みを訴える方が多いです。

目に傷が入った

目は非常に敏感な器官であり、表面にわずかな傷が付いただけでも、強い痛み、異物感、止まらない涙、開眼困難といった症状を引き起こすことがあります。

アレルギー

花粉をはじめとするアレルゲンは、目にかゆみを引き起こしますが、重症では痛みを伴うことがあります。
かゆみを抑えようと無意識に目をこすり、その結果まぶたや眼球が傷つくこともあります。
また、過度な洗眼も目を保護する成分を流し去り、傷つきやすい状態にしてしまうことがあります。

紫外線・日焼け

快晴の雪山で、サングラスを使用せずにスキーなどをすると、夜間に目が充血し、強い痛みを感じることがあります。
「雪目」「雪眼炎」と呼ばれ、紫外線によって角膜表面が損傷する紫外線角膜炎の症状です。冬や雪山だけでなく、夏のビーチや殺菌灯、溶接作業などが原因で発症することもあります。
通常、症状は数日で治まりますが、改善しない場合は受診することをおすすめします。
予防策としてはサングラスの着用が最も効果的ですが、必ずUVカット機能付きのものを選んでください。UVカット機能がない、色の濃いだけのサングラスは紫外線を透過させ、瞳孔が拡大しているため水晶体へのダメージを増大させる可能性があります。

コンタクトレンズの装用

コンタクトレンズの誤った使用法や手入れは、角膜や瞼の損傷を招き、痛みの原因となることがあります。また、コンタクトレンズの装用はドライアイを引き起こしやすいことも分かっています。
目に小さな傷があると、そこから感染症を引き起こす可能性もあります。
重症化する恐れのある疾患もあるため、目に異常を感じたら速やかに受診してください。

ドライアイ

まばたきの回数の減少、空気の乾燥、加齢などが原因で、涙の量や質が低下し、目の表面を均一に潤せなくなる状態をドライアイと呼びます。
痛み以外にも、目やに、充血、かゆみ、ゴロゴロとした異物感、かすみ目、強いまぶしさを感じるなどの症状が見られます。
点眼治療が基本ですが、重症の場合、涙点プラグなど行う場合があります。

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アイメイク

アイメイクも目の痛みを引き起こす原因となることがあります。
まつ毛の生え際には目を保護する分泌液を出すマイボーム腺が存在します。
アイラインをまつ毛の生え際まで引いたり、インサイドライナーを使用したりすると、この分泌液の出口が塞がれ、ドライアイを引き起こす可能性があります。
メイクを落とす際には、しっかりと落とすことが大切ですが、強くこすると眼球に微細な傷が付く可能性があるため注意が必要です。
近年では、まつ毛エクステに用いる接着剤が原因で眼の炎症を起こす例が増加しています。

麦粒腫(ものもらい)

ものもらいはまぶたに発生する感染症で、痛み、目がゴロゴロする異物感、充血、かゆみ、まぶたの腫れといった症状が現れます。
特にまばたきをする際や、まぶたを軽く押した際に痛みを感じることがあります。
悪化させると大きく腫れ上がり、膿が溜まって強い痛みを伴います。
治療には、抗菌点眼薬、抗菌眼軟膏、抗菌内服薬などが症状に応じて用いられ、重症化した場合には切開して膿を排出することもあります。

緑内障(急性緑内障発作)

通常、緑内障で眼の痛みが出ることは稀ですが、急性緑内障発作では、眼圧の急激な上昇により、激しい目の痛み、頭痛、吐き気などの症状が発生します。
これらの症状が現れた場合、短時間で失明に至る可能性もあるため、可能な限り速やかに受診してください。
治療法としては、眼圧を下げる点眼薬を用いた薬物療法や、レーザー療法、手術療法があります。

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目の奥が痛い原因

眼精疲労

細かい手元作業の継続後などに生じる目の痛みが、休息や睡眠によっても改善しない状態を眼精疲労と呼びます。これには、目のかすみや充血といった目の症状に加え、頭痛や吐き気といった全身症状が伴うこともあります。
度数の合わない眼鏡やコンタクトレンズが主な原因となることが多いですが、ドライアイや白内障によって引き起こされるケースもあります。
元々遠くがよく見える方が老眼になると、手元にピントが合いにくくなります。その状態で手元を見続けると、ピント調節筋に負担がかかり、眼精疲労を引き起こします。近視の方でも、度数の合わない眼鏡やコンタクトレンズが原因で眼精疲労になり得ます。適切な眼鏡・コンタクトレンズで矯正することで、眼精疲労を予防することができます。

視神経炎

視神経炎は、視神経が炎症を起こす疾患です。
発症すると、視力低下や色彩識別の困難が生じます。眼を動かした時に痛みを自覚することがあります。

片頭痛

片頭痛は、突然発症する頭痛の一種で、多くの場合、頭部の片側がズキズキと痛む疾患です。
女性に多く見られる傾向があり、頭痛だけでなく目の痛みを伴うこともあります。

群発頭痛

群発頭痛では、眼の周囲や奥、前頭部から側頭部にかけての激しい痛みに加え、眼の充血、止まらない涙や鼻水といった症状が伴います。

副鼻腔炎

副鼻腔は眼窩のすぐ近くにあります。
風邪やアレルギーなどで鼻粘膜が腫れると、副鼻腔内で細菌が繁殖し、副鼻腔炎を発症します。
細菌が増殖し炎症が強まると、鼻詰まりや鼻水などの症状が現れます。
また、膿が溜まって内部の圧力が高まると、炎症が眼窩に広がり、目の奥に痛みを引き起こすことがあります。
目の奥の痛みがある場合は重症であることが多いため、早期の治療をおすすめします。

受診の目安

眼の痛みはあらゆる眼疾患で生じるため、受診をお勧めします。
目の奥の痛みと同時に、特に吐き気、頭痛、視界不良、視野狭窄を伴う場合は、急性緑内障発作も疑われますので、速やかに受診が必要です。

目の痛みがあるときの対処方法

目の表面が痛いとき

乾燥の対策

目の乾燥対策として、エアコンなどの風が直接当たらないようにしたり、部屋を加湿したり、環境を整えるようにしてみましょう。

目のケア

目の乾燥を感じたら、こまめに目薬を点眼し、休憩を取るなどして、目を休ませましょう。
また、意識的にまばたきの回数を増やしましょう。
目の周囲をホットタオルで温めるのも効果的です。
目の洗いすぎには注意して、メイクを落とす際は強くこすらないようにしましょう。

目の奥が痛いとき

目のケアの例

ホットタオルで目の周りを温めるのが効果的です。
強く擦ったり洗ったりしないよう注意が必要です。

視力矯正

近視、遠視、乱視、老眼など、適切な矯正を受けるようにしましょう。
また、定期的な視力検査を受けて、眼鏡やコンタクトレンズの度数が合わなくなった際は、作りかえるようにしましょう。

生活環境の改善

パソコンのモニターを、やや見下ろす位置に設置することや、画面への反射を防ぐために照明の位置を調整するなど工夫できます。
屋外では、UVカットのサングラスを着用して紫外線から保護しましょう。

目の痛みが治まらないときは眼科受診を

目の痛みが治まらないときは眼科受診を対策を講じても痛みが改善しない場合は、何らかの疾患が隠れている可能性があります。
目の奥の痛みは、重篤な眼疾患の症状である場合があり、失明の危険性も伴うことがあります。
強い痛みがある場合は、速やかに受診してください。
ドライアイや眼精疲労、VDT症候群は、環境整備である程度予防可能です。